2018/11/5EARLYBIRDS in LUG幡ヶ谷
アメリカに行き、現地で体験した朝からやっている店のブレックファーストを食べたあの時の記憶は鮮明だ。
自分で言っていいのかわかんないけど、正直料理としては簡単。卵焼いて、肉焼いて、ジャガイモ焼いて、パンを焼く。2エッグプレートなんてどんな街でもありふれていて、その店によって全然違う。味も大雑把だし、ザ・アメリカだ。でもやってみるとこれが奥が深い。。。
そんな食事をできる風景がどんな小さな町にもあって、賑やかで、かっこよくて、スタイルがあってと僕はとても感銘を受けた。
シンプルだから難しい。今回は使い慣れた名古屋のキッチンから離れた東京の超かっこいいお店「LUG 幡ヶ谷」でそんなな料理を振舞わせてもらった。
コンロの火力はいつも使い慣れているものに比べれば強く、思った以上に卵の焼け方が早い。オーブンの温度もいつもの調子で使っても焼け具合思った以上にいかない。いつも手を伸ばせばそこにある道具もこの日はちょっと違う。
シンプルだからこそ、普段何気なくやっていたやり方が違う場所では通用しないっていうことに初っ端から壁にぶつかった。めちゃくちゃ遅くなっちゃって申し訳ないけど、クオリティはお店で出すときと同じ、それ以上にしたい。でも気持ちは焦り、なんだかちぐはぐ。
隣で巻き込まれながらサポートしてくれたイノッチはなんでもすぐに飲み込んでくれて手伝ってくれた。みゆきちゃんも手が空いたらやれることをどんどんやってくれた。スタートから雑音混じりの演奏が、昼過ぎにはようやくいいリズムが取れて、いつもの感じがつかめた(遅い)。突然招集したアリバ東京特派員のリルキチとハルオもさすがの機動力。僕はもっともっと経験値を積まないといけないと悔しい思いをしながら、過ぎて行って9時から16時の7時間の一瞬のような出来事。
ブルーラグチームのサポートに何度も何度も救われました。
本当に長い時間お待たせしてしまった皆様大変申し訳ありませんでした。
でも朝9時からずーっとかっこいいお客さんがワイワイガヤガヤとたくさん集まり出し、朝食を取るという空気感は僕が見たアメリカのあの風景だった。名古屋でも何度も目にして、間違いない。これをやりたいっ!って思う風景が東京でも見れたことは本当に貴重な経験でした。反省点は僕の経験値不足そのものだったこと。もっと成長したいと心から思いました。
ブルーラグ全スタッフの皆さん、本当にありがとうございました。
またやらせてくださいっ。 まじ楽しかったですっ。
photo by リルキチ ハルオ チューヤン